子供ができるというのは素晴らしいことです。
新たな生命の誕生を意味するため、こんなに嬉しいことはないでしょう。
そのため、無事に出産を終えることは女性にとても大事なことですね。
妊娠期間については普段以上に慎重な行動が求められますが、
注意点を把握しきれていない人も多いです。
今回は妊娠初期の注意点について説明します。
妊娠初期とは?何か症状はある?
妊娠期間については初期と中期、そして後期に分けられます。
初期については、妊娠してから約4か月間のことを言います。
初期と聞くと、大した症状は出ないと考える方もいますが、
決してそのようなことはありません。
つわりや倦怠感、便秘や肌荒れなど、様々な症状がでる可能性があります。
また、味覚にも少なからず影響が出てくることから、
身体の異変を感じることは間違いないと思います。
当然、普段以上に慎重な行動が求められることになりますね。
妊娠初期の注意点について
①生ものやインスタント食品を食べることを控える
妊娠初期の段階から、食生活について慎重になる必要があります。
まず、生ものを食べることはなるべく控えた方がいいでしょう。
仮に生ものを食べることで食中毒を引き起こした場合は大問題です。
妊婦自身の健康を害することはもちろん、胎児にも影響を与えかねません。
マグロの刺身など食べたくなる生ものは多いと思いますが、
お腹の赤ちゃんにしっかりと気を配って生活することが大切です。
またインスタント食品についても控えた方がいいでしょう。
なぜなら、インスタント食品には添加物が含まれているからです。
妊婦の方は添加物を食べても特に健康を損ねることはないかもしれませんが、
胎児には少なからず影響してしまいます。
そのため、カップラーメンなどを食べるのはやめておきましょう。
②激しい運動は控える
先ほどもお話ししましたが妊娠初期であっても色々な症状が現れます。
そのため、些細な事で体調が悪くなる可能性があるというわけです。
したがって、激しい運動というのは当然すべきでないでしょう。
しかし、妊娠前まで積極的にトレーニングしていた人の場合、
突然運動を控えるということになればストレスが溜まってくるかもしれませんね。
基本的に妊娠初期であっても、
簡単なストレッチ程度であればやっても大丈夫な場合があります。
しかしどの程度体を動かしていいのかという点については、わかりませんよね。
この点はケースにもよることから産婦人科の医師に相談してみるといいでしょう。
自己判断で運動のメニューを決めてしまうというのはリスクが高いため、
やめておいた方がいいと思われます。
③喫煙をやめる
昔の時代は、新幹線にも喫煙可の車両がありましたが、
今では禁煙車両ばかりになっていますよね。
そのため、喫煙者にとって居心地の悪い環境になってきていると言えるでしょう。
それでも、頑なにタバコを吸い続ける人はいます。
もちろん、20歳以上であればタバコを吸っても良いことになっているため、
ルールさえ守れば、後ろめたさを感じる必要はないかもしれません。
しかし、妊娠中ということであれば、タバコは絶対に控えるべきです。
なぜなら、タバコに含まれる有害物質は、胎児に悪影響を与えるからです。
お腹の赤ちゃんのことを少しでも考えているのなら、
妊娠中の時だけでもタバコを控えましょう。
④飲酒を控える
お酒を積極的に飲む人は多いですよね。
それほどお酒が好きでなくとも、飲み会の席ですすめられ、
ついつい飲んでしまうという人もいると思います。
また、今の時代は多種類のお酒が販売されるようになっているため、
お酒の誘惑というのも侮れませんね。
しかしお酒に含まれるアルコールは、胎児に対して少なからず悪影響を与えます。
胎児性アルコール依存症と言われる病気すらあるくらいなため、
妊娠初期であっても飲酒は控えましょう。
お酒好きな人にとって断酒は辛いところではあると思いますが、
妊娠期間というのはそう長くないため、出産までの辛抱だと思って我慢しましょう。
まとめ
今回は、妊娠初期の女性が注意すべきことについて説明しました。
「妊娠初期だから大丈夫」という考えが先行し、
大胆な行動をとってしまう人も少なからずいます。
確かに、お腹がまだ膨らんでいない時であれば、
普段と同様に行動しても問題ないだろうと思ってしまいますよね。
しかしその大胆な行動が、お腹の中の赤ちゃんの負担に
つながってしまう可能性については十分に考えるべきだと思います。
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