甘酒と聞くと冬にほっこり飲むイメージが強いですよね。
中には少し癖があって飲めないという方もいらっしゃると思います。
しかし、今回ご紹介するのは「食べる甘酒」です。
しかも米こうじだけを使用するので、アルコール分もなく、
お子様からお酒が苦手という方まで、
老若男女そして男女問わず食べる(飲む)ことが出来ます。
それでは食べる甘酒にはどんな効果があるのか、
そして食べる甘酒を作るにはどうすれば良いのか見ていきましょう。
食べる甘酒がもたらす効果
健康効果
人間の体の中で、一番重要な器官といえば「腸」です。
よく「腸内環境を整える」と聞くことがあるかと思いますが、
腸内環境を整えると自然に健康になっていきます。
この「食べる甘酒」には善玉菌を増やし、腸内環境を整える働きがあります。
その結果消化吸収がスムーズになっていき、免疫機能も高まります。
免疫機能が高まると風邪を始めとした、感染症、生活習慣病予防、
ガン予防、薄毛予防や鬱などの精神疾患にも効果が現れると言われています。
美容効果
この「食べる甘酒」にはビタミンB群が、たくさん含まれています。
また、メラニンを抑制する「コウジ酸」や有害な活性酸素を除去する
「フェルラ酸」なども豊富に含まれており肌が若々しくなり、綺麗になっていきます。
ダイエット効果
健康効果でもありましたように「食べる甘酒」は腸内環境を整える働きをします。
その結果便秘を解消し、老廃物をスムーズに排出してくれます。
また「食べる甘酒」は甘いので「甘いものがやめれない」という方にも食べる甘酒を、
間食に置き換えるだけでダイエット効果を感じられます。
ストレスなく無理せずに体重を落とすことができます。
食べる甘酒はどうやって作る?
米こうじだけしか入っていない甘酒も市販されています。
ネットショップでももちろん売っています↓↓
https://www.ichimasa.co.jp/shopping/item.asp?id=10267
しかし食べる甘酒は自宅でも簡単に作ることができます。
材料は…
- もち米(玄米や白米でも可)
- 米こうじ
- 水
のみです。
米こうじ?と思われる方は、スーパーならお米のコーナーにありますし、
ネットで取り寄せても大丈夫です。
あとは炊飯器かヨーグルトメーカー、
またはお鍋と保温水筒があればすぐ作業にとりかかれます。
発酵させるので、温度計があるといいですね。
<作り方>
・炊飯器でおかゆを炊く(1合のお米に3合の水)
お米は白米でも、もち米でも玄米でもよいです。・炊き上がりのおかゆが60度に冷めたら、ほぐしておいた麹を入れる。
麹はすりつぶして、湿らしておくとよいです。・炊飯器にお湯をはって、甘酒を入れた容器を湯煎し、フタを開け、
ふきんをかけて 10時間保温する。・炊飯器の機能で、おやすみタイマーなどがかけられる場合は、湯煎せずにそのままフタを閉めて保温すればよいようです。
寝る前に作って、翌朝できていたら簡単ですね。
<美味しく作るポイント>
美味しく作るには、こうじの扱い方と保温状態が関係します。こうじ湿らしてから湯煎したり、よくすりつぶしたりすると、芯のないものができます。甘酒として飲むには、粒が細かい方が飲みやすいです。
容器の中でヘラでかきまぜて、つぶしてもよいと思います。
保温は、温度が高くなりすぎるとうまく発酵しないようなので、55度から60度くらいを保つようにします。
一度コタツの中で保温したら、45度くらいにしかなりませんでしたが、それでもできました。
温度が低いと、すっぱくなるそうですが、甘かったです。
(引用元:http://jbird.jp/health/)
また発酵させるのに8時間経過しないと食べることはできませんが、
夜支度したら朝食べることができますね。
作った後は、タッパーウェアかジップラップに移し替えて
冷蔵で1週間から10日。冷凍なら1ヶ月から2か月保存がききます。
注意としてタッパーウェアにいれるときは、
発酵が進んでしまうので満杯にいれないことと、
ガス抜きのために1日1回ふたを開けるようにしましょう。
食べる甘酒はどうやって摂るの?
大さじ1杯分を4回を目安に摂ります。
少しドロドロでほんのり甘いです。ヨーグルトに少し似ています。
食べる甘酒の良いところは、生でそのまま食べてもよし、
豆乳や焼酎に入れてもよし、お味噌汁に入れてもよし、
オリジナルが色々効いてしまっても栄養素が壊れません。
ただ温めて飲む場合は酵素が壊れるため60度以上にならないように注意します。
あとは、果物や野菜と一緒にミキサーにかけて、
スムージーにして間食にして持ち運んでも。
お子様なら豆乳とゼラチンを入れ、固めたものをおやつがわりにと、
色々使えますのでオリジナルのレシピで楽しくおいしく摂りたいですね。
また料理のお砂糖代わりにも使えます。ただ甘いので適量を摂りましょう。
まとめ
食べる甘酒は病気にも美容にも優れコストもあまりかからずに、
必要な栄養素を取り入れることができます。
また腸内環境がと良く耳にするものの、
発酵食品が良いからと食べる甘酒を紹介しました。
さらに、化粧品にも米エキスや酒エキスの成分から作られているのもあります。
この食べる甘酒では、美容パックとして使用することもできます。
食べる甘酒は垂れにくいためとてもおすすめします。
一度体調改善やお肌のお手入れに食べる甘酒いかがでしょうか。
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