便秘はなぜ起こるのでしょうか?いざ問われてみると、
「あれ?そういえば何でだろう??」と思う方が多いのではないでしょか?
色々な説がありますがやはり日常生活における不摂生(特に食生活!)や極度のストレスが
主たる原因となり便秘は起こってしまうと考えてしまってよさそうです。
なぜ便秘になってしまうのか。
さらに「便秘にならない徹底予防法」についても詳しく解説していきますね!
日常生活を振り返りましょう!
平日、朝起きて朝食を食べていますか?
中には朝食を食べないという方も多いのではないでしょうか。
朝からコーラなどジュース類や水を飲むことって多いですよね。
実は飲み物だけで腸が動く事があるんです。
これをぜん動運動と言い、腸の中にある便を外に出すための動作になります。
朝食を食べる時も同様の動きが行われます。
食べ物の場合は、食べ物を口で噛み砕く咀嚼(そしゃく)と呼ばれる動きがあります。
この咀嚼の数が少ない方は便秘になりやすいといわれています。
早食いの方はほとんど噛まずに食べ物を飲み込む方が多いです。
ただ、間違わないでいただきたいのが今日の朝食べた物が昼に排便されるのではありません。
腸は約7m~9mあると言われています。
まず、小腸で栄養素が吸収されていき、
大腸にて小腸で吸収されなかった食物から水分を吸収し便が作り出されます。
一般的に3日以上排便がない、もしくは1週間後の排便回数が2回以下を便秘といいます。
便秘の症状
- 何日間も便が出ない!
- お腹が張る!
- お腹が痛い!
- 便が硬く、出す時に強くいきむ!
- 便意はあるのになかなか出ない!
- 強く力を入れて出そうとするが便がでない!
- 排便したのに残便感がある!
これらの症状に苦痛や不快感が伴う場合は便秘の状態であると言えます。
さらに、便秘と共に頭痛、胃痛と言った症状が現れる場合があります。
便秘が起こす主な症状とは!
便秘は、長期に渡って便が腸内に留ってしまう恐れががあります。
以上のような症状が続くと、悪玉コレステロールが増えるとともに有害物質が発生し、
腸の皮膚から血管に浸透した有害物質によって肌荒れを起こす恐れがあります。
さらに、ガスが発生し始めるとお腹がハリやすくなってしまいます。
これらの症状は、食欲不振を起こす場合もあります。
便秘の種類
便秘は色々な症状が出てきます。まず、便秘はどんな種類があるのでしょうか?
機能性便秘
便が作られる過程や排便の仕組みに障害がある場合です。
弛緩性便秘
腸の運動や筋力の低下による物といいます。高齢者や出産回数が多い女性の方々がなりやすいです。
痙攣性便秘
腸の運動がひきつる状況になり便の通りが悪くなるといいます。下剤の乱用。過敏性腸炎などが主な症状です。
直腸性便秘
排便の反射が弱くなっている状態。排便を我慢する事。浣腸の乱用などが原因と言います。
器質性便秘
器質性便秘とは大腸その周辺に疾患があり便が通過でき溜まることで排便がうまくできなくなること。
出血や腹痛、嘔吐、今日に便が止まるなどこれらの症状があれば急性期器質性便秘の可能性がありますので病院に行かれる事をお薦めします。
便秘にならないためには、どうすればよいのでしょうか?
便秘にならないためには!?と色々なやり方がありますが、
やはり基本としてはこれからお話しする方法が一番ではないかと思います。
朝食は必ず食べるようにしましょう!
朝食は必ず食べる習慣をつけましょう。朝からインスタント物やウィダーゼリーなどは、控えるようにされてください。めんどくさいはダイエットにはなりません。逆に太る事になります。
朝食を毎回食べることは、ぜん動運動が活発化し便意を促され1日1回はうんちが排泄できるといわれています。
3度の食事は、注意して食べて下さい!
3度のメシよりOOOが好き!と言い好きな物だけを食べていては便秘になります。
食物繊維の多い食品を摂取する事ができなければ腸に定住しているうんちを排泄する事が困難になりぜん動運動だけではだせません。
食物繊維は、文字通り便の量を増やしたり、有害物質を吸着したりする働きがあります。
是非とも食べる習慣をつけてください。
水分はしっかりと飲みましょう!
便秘解消のために水分を摂取しましょう!という言葉を良く耳にしますよね!
水分は熱中症対策と同じように、便秘対策として腸の中で重要な役割があります。
便に水分が入り込むと粘り気がでてきます。
この粘り気によって便は体外に排出されやすくなっていきます。
水分はもちろん水道水でもかまいません!
ぜひ、積極的に取り入れてみてください。
適度な運動
運動は、血流を良くし筋肉をほぐしお腹周りの筋肉を動かしたりします。
血液の流れや筋肉が動く事で、腸が活発に動き便秘を改善してくれます。
激しい運動をすれば効果があるのかと言うわけではありません適度な運動です。
適度な運動言えば誰でも手軽にできる運動としてウォーキングが代表的ですよね。
ただ歩くだけでしょう!?と思われがちですが、実はきちんとした有酸素運動に分類されます。
まとめ
便秘は、色々な症状が起こります。
たかが便秘と思っていたら重篤な病気が隠れていたなんてことが結構あります。
色々な症状が現れる事がありますので、
ご自身でまずはしっかりと観察をすることから始めてみてください。
予防はもちろん大切です。
今回ご紹介した方法をぜひ試してみて頂きたいと思います。
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