楽しいゴールデンウィークも終わると
次は、あのいや~な梅雨がやってきます。
雨は降り続き、湿度はマックスに。
スタイリングした髪も職場に着く頃にはうねりが出るし、
何もしなくても汗が噴き出し、鼻の頭のファンデは取れるし、
アイメイクが滲んでパンダ目に・・・。
ああ、考えただけでも憂鬱になりますね。
今回は、そんな6月に起こる肌トラブルと
キレイ肌を保つポイントについてお伝えします。
6月に起こりがちな肌トラブル
①ニキビ
高い湿度と気温のせいで、
何もしなくてもジトーっと汗が噴き出してきますよね。
でも冷房の効いた部屋に入るとスーッと汗もひき、いい気持ちです。
肌もこれで問題なしと思いがちですが、実はそうではありません。
汗がひいたからとそのままにしておくと雑菌が繁殖し、
とても不潔な状態になってしまいます。
食事の後の皿をティッシュで拭いたら、
見た目はきれいですよね。
でも洗い流さないと目に見えない菌がどんどん増えていきます。
肌も同じことです。
汗はひいても皮脂や汚れは皮膚についたままなので、
雑菌が繁殖しニキビの原因になります。
②毛穴の詰まり
分泌された皮脂が毛穴に入り、詰まってしまうと、
鼻のあたまに黒ごまが・・・ということにもなります。
③くすみ・黒ずみ
梅雨は本当にうっとうしい季節。
雨が続いて青空もなく、気分がめいってしまいます。
そして心と体にストレスを受けた状態になります。
ストレスはホルモンのバランスを崩し血行不良を起こします。
するとターンオーバーが乱れ、
肌が新しい細胞に生まれ変わるのが遅くなります。
それが肌のくすみや黒ずみの原因になるのです。
④乾燥
梅雨の時期は湿気が多いので
肌も潤っていると思いがちですが、
実は乾燥肌になっていることが多いのです。
それは肌の表面は汗や皮脂の分泌でべたついているのに、
冷房の効いた部屋にいると肌の内側の水分が奪われるためです。
こういう肌の状態をインナードライと言います。
肌の内側の水分が不足しているために、
肌は潤いを取り戻そうとさらに皮脂を出す
→乾燥が進む→皮脂が出る→ますます乾燥が進む
という悪循環に陥ってしまうのです。
6月のスキンケアのポイント
①クレンジングは優しく丁寧に
肌の表面には汗や皮脂がつき
その上のファンデーションには空気中のホコリが吸着するので、
肌にとっては大きなストレスです。
帰宅したらなるべく早くメイクを落としましょう。
クレンジングの基本はあくまでも優しくです。
汚れを落とそうとこすったりしてはいけません。
皮脂が出やすいTゾーンや汚れが残りやすい小鼻は
丁寧にクレンジングしましょう。
但し時間をかけすぎるのはよくありません。
②洗顔も優しく、優しく
ベタベタをとってさっぱりキレイにしたいと、
つい洗顔に力が入りがちですが、
肌に必要な皮脂までも落としてしまうと
それを補うためにまた皮脂が分泌され、
またまたベタベタになってしまいます。
肌に刺激を与えないように優しく洗い、
32℃くらいのぬるま湯で丁寧に洗い流しましょう。
その後冷たい流水で軽く顔をパッティングすると
毛穴の引き締めにもなりとても気持ちいいのでおすすめです。
朝は特に汗かきでなければ、
洗顔料を使わなくてもぬるま湯での洗顔で大丈夫です。
③最も重要なのは保湿
上述したように、
潤っているようでも実はインナードライになっている肌には
保湿が最も大切です。
紫外線も強くなり美白も気になるところですが、
まずは保湿に力を入れましょう。
化粧水はたっぷりと肌につけてください。
小鼻やUゾーンには重ねづけをしましょう。
その後は優しく顔を覆い
しばらくハンドプレスをしておくと
手を離した時に頬が吸い付いてきます。
ここまで待ってから次のスキンケアに移ることが大切です。
④乳液やクリームでフタをする
梅雨時はべたつくから化粧水だけでさっぱりしたいと
思われるかも知れませんが、
化粧水だけだと蒸発してしまい乾燥の原因になります。
化粧水や美容液の後は必ず乳液やクリームでフタをし、
水分の蒸発を防ぎましょう。
⑤毛穴ケアにはピーリングを
梅雨時は皮脂や汚れが毛穴に詰まりやすくなりますので、
週に一度くらいピーリングをおすすめします。
但しこれも力を入れすぎないで優しく行いましょう。
⑥ホコリをパウダーでガード
メイクの時は、リキッドファンデーションの後に
パウダーファンデーションやルースパウダーをつけましょう。
パウダーが皮脂やホコリを吸着し
肌の内部に入るのを防ぎます。
またパウダーが光を反射して肌を明るく見せてくれます。
化粧直しの時も、あぶらとり紙を使うより
柔らかなティッシュで優しく肌を押さえた後に
ブラシやパフでパウダーをつけましょう。
普段の生活で気をつけること
①十分な睡眠をとる
疲れが溜まると血行が悪くなりターンオーバーが乱れます。
お肌のゴールデンタイムと呼ばれる
午後10時から午前2時に熟睡するのが理想です。
10時は無理でも、なるべく早く寝るように心がけましょう。
②湯船でリラックス
暑くなると入浴もシャワーで済ませがちになりますが、
血行を良くし新陳代謝を上げることが美肌への道です。
40~42℃くらいのお湯に10~15分くらい
ゆっくりと浸かって心も体もリラックスさせましょう。
③好きなことでストレス解消を
梅雨時は気分まで憂鬱になりますね。
心の状態とお肌は密接につながっています。
気分がすぐれなかったり悩み事があったりすると
ニキビや吹き出物が出ることも。
雨の日は外出もおっくうになりますが、
映画を観たりショッピングをしたり
時には自分の趣味に没頭したりして楽しみましょう。
ストレス解消は美肌にとって、とても大切なことです。
まとめ
いかがでしたか?
6月は、次にやってくる真夏に向けての準備という意味でも
スキンケアにとって、とても重要な季節です。
上のポイントを意識して
梅雨に負けないキレイなお肌を維持しましょう。
そして、心も梅雨に負けず、明るく楽しい日々を送りましょう!
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