正しい保湿の仕方を知るだけで顔の全てが変わった….

正しい保湿の仕方を知るだけで顔の全てが変わった….

さんは「保湿はすべての美肌に通ず」という言葉を聞いたことはありますか?

正しい保湿はアンチエイジング、美白ケア、毛穴ケア、ニキビケアなど、

これらが全ていっぺんに出来てしまうのです。

これらには特別なケアが必要だと思い込んでいませんか?

実は全く持って簡単な方法で正しい保湿が可能なのです・・・

「保湿はすべての美肌に通ず」

これは私が化粧品開発者のとしての第一歩を踏み出す時の講師の言葉です。

その後も美容業界では同じ意味の言葉を度々聞く機会があります。

それほど、スキンケアにおいては保湿が大事だという意味なのですが、

では「正しい保湿」とは何でしょうか?

ごく身近にある「保湿」にスポットを当てていきましょう。

正しい保湿を理解すれば、肌は見違えるように変わります。

角層の三大保湿因子

はじめに、私達の肌に絶対に必要な三つの保湿因子をご説明します。

これらの保湿因子は「最低限無ければいけない」と、ニュアンスを取り違える方も多いのですが違います。たった三つですが「これさえ万全ならそれで完璧」と言わしめるほどの役割りを持っているのです。

 

1:NMF

分類水分

役割り水分により肌を潤いを与える。

主要成分アミノ酸

存在している場所角層(肌の表面近く)の細胞に蓄えられている。

 

NMFは実質的な肌の水分と言って良いでしょう。

化粧品カウンターやエステに行って肌の水分値を測ってもらったことはありませんか?

これはNMFの数値を測っているのです。

またアミノ酸は人の細胞の基礎を作っているので、

肌の大元といっても過言ではないほど大切な保湿因子です。

 

2:細胞間脂質

分類:どちらかというと油分寄り

役割り水分・栄養を蓄える。外的刺激を肌へ通さず肌内部の保湿が逃げていくのを防ぐ。

主要成分セラミド

存在している場所角層細胞の間を埋め尽くすように存在している。

 

細胞間脂質は細胞と細胞の間をピタッと埋めるように存在しています。

まるでレンガ作りの家のセメントのようです。

セラミドは実に様々な役割りをしていますが今一番注目されているのは、

水分や栄養分を蓄える働きです。

 

3:皮脂膜

分類油分

役割り肌の表面にバリアをはり、水分の蒸散を防いだり、外的刺激の進入を防ぐ。肌のPhの調整や、紫外線刺激から肌を守る効果もある。

主要成分自分自身の皮脂と水分(汗)

存在している場所肌表面

 

皮脂膜は皮脂とは少し違います。

自分自身の皮脂と汗が混ざった天然の保護クリームのようなものです。

肌を一番外側から守ってくれる大事なバリアです。

最強の保湿方法とスキンケアのコツ

角層の三大保湿因子NMF、細胞間脂質、皮脂膜について分かったところで、

次はこれを毎日のスキンケアに生かす方法とコツをご紹介します。

考え方はとてもシンプルです。三大保湿因子をスキンケアで補えば良いのです。

 

化粧水

アミノ酸の量と質にこだわって選びましょう。

ご存知の通り、化粧水の大きな役割りは水分補給です。

上記の三大保湿因子の中で水分の役割りを果たしているのはNMFで、

その主要成分はアミノ酸なのです。

つまりアミノ酸がしっかりと肌に供給されることでNMFが万全に整います。

 

美容液

セラミドがたっぷり配合された美容液がお勧めです。

美容液は化粧水では足りない保湿成分や栄養分を補う役割があります。

三大保湿因子の中では細胞間脂質と同じ役割りです。

細胞間脂質の主要成分はセラミドです。

このセラミドによって、化粧水として取り入れた水分や、

美容液の中に含まれる美容成分や栄養分をしっかりと肌に留めておくことができます。

肌の状態や年齢によって必要な美容成分は異なりますので、

その時々に合った美容成分が含まれているものを選ぶのもポイントです。

 

乳液・クリーム

水分・油分のバランスがよく肌なじみの良いものを選びましょう。

乳液・クリームは肌にヴェールを形成します。

これは三大保湿因子の中では皮脂膜に当たります。

肌にヴェールを形成するなら、

油分たっぷりの方が肌にフタを出来るイメージがあるかもしれませんが、

本来の皮脂膜は油分と水分が程良く混ざり合った状態です。

この状態の方が肌なじみが良く、本来の皮脂膜により近い状態になります。

 

このように三大保湿因子をひとつひとつ肌に補給してあげることを丁寧にやっていけば良いのです。

細胞間脂質の強化

その中で肌の保湿機能として、最も重要なのではないかと注目されているのが

細胞間脂質であり、それに伴って「セラミド」も見直されています。

細胞間脂質が肌の中で水分や栄養分を抱え込んでキープする力が注目されているのです。

 

では実際に肌の中で細胞間脂質はどのようにして

水分や栄養成分を蓄えているのでしょうか。

これにはスポンジのイメージがぴったりです。

乾いたスポンジには水分を多く含ませることができますね。

そして水分を吸収したままスポンジの中に閉じ込めておくことができます。

まさにこのイメージです。

 

細胞間脂質は肌の中の水分や栄養分をその中に閉じ込めて

そのまま抱え込むようにしてキープすることが出来るのです

これは肌の中に元々存在している水分や栄養分は勿論ですが、

スキンケアで肌の中に取り入れた水分・栄養分も

同じように抱え込んでキープしてくれます。

 

つまり細胞間脂質が不足しスカスカの状態だと、

いくら毎日のスキンケアを頑張っても肌の中に

保湿成分も美容成分も留めておくことも出来きないということです。

保湿はオールマイティ

最後に冒頭でご案内した「保湿は全ての美肌に通ず」の真意を整理してみましょう。

三大保湿因子を補うことで、どのようにして様々なケアが出来るのか見ていきます。

 

アンチエイジング

保湿により肌にハリ・弾力が出ることで、しわ・小じわ・たるみが目立ちにくくなります

また年齢肌特有のくすみも、肌に水分を満たすことで透明感が出てきます。

 

美白ケア

保湿によって角質をやわらかくすることでターンオーバーを正常に保つことが出来ます

特にアミノ酸は、代謝を促す働きもあるため、乱れたターンオーバー周期を修正することも期待できます。

ターンオーバーが整うことで、シミやメラミンを肌に溜め込むこと無く、追い出す事ができます。

 

毛穴ケア

保湿により肌がふっくらしている状態は毛穴が目立ちません

若い方に多い過剰な皮脂分泌が原因の毛穴は、水分と油分の保湿バランスを整えることで改善が見込めます。

また、年齢毛穴の場合は保湿によって肌にハリ・弾力を与えることで、筋のように流れた毛穴や、涙型にたるんだ毛穴を修正することが出来ます。

 

ニキビケア

ニキビには色々な原因がありますが、その主な原因は保湿バランスが崩れることです。

水分・油分のバランスが崩れると、肌のPh値も揺らいでしまいます。

アルカリ性に偏れば雑菌の温床となり、酸性に偏れば良い菌が死滅して雑菌が繁殖しやすくなり、ニキビも出来やすくなります。

つまり三大保湿因子をバランス良く肌に蓄えることは、すなわちニキビのケアにもなるという事です。

特に皮脂膜は肌のPh調整をしてくれるのでとても重要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

保湿には「角層の三大保湿因子」が大きく関わっています。

この三つの役割りと主要成分を把握していれば、スキンケア選びもその方法も実はとてもシンプルだという事にたどり着きます。

 

奇を衒ったスキンケアや特別な成分だけが肌に良いわけではありません。

むしろそれらは二の次でも良いでしょう。

三大保湿因子で肌の環境が完璧に整った後でないと、

プラスαの成分も肌の中で生きてきません。

 

最後に、いかに三大保湿因子が重要かをお伝えします。

三大保湿因子が満タン状態の肌は「赤ちゃんの肌」です。

赤ちゃんの肌に戻れたら、こんなにうれしいことは無いですね。

戻れないまでも少しでも肌の若返りを目指すなら、

キーワードは「角層の三大保湿因子」です。

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