お肉をパックのまま冷凍しちゃダメ!その理由と冷凍期限の目安について


お肉と言えば、特売の時に安く買っておいて冷凍保存し、

必要な時に、それを解凍してお料理をする…

そんな使い方をするのが一般的ですね。

それだけ、お肉は冷凍保存に適した食材と言えるのですが、

お肉の正しい冷凍方法というのは、意外と知られていないようです。

実は、ちょっとした手間をかけることで、

解凍後のお肉の美味しさが、全然違ってくることをご存知ですか?

ついつい面倒で、いつもお肉はパックのまま冷凍してるよ!

なんて方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

また、誰もが知ってるようで知らない、冷凍庫で保存したお肉の冷凍期限や、

美味しい解凍方法などについても詳しく解説しています。

お肉を美味しいまま冷凍保存する3つのポイント

折角のお肉が、冷凍保存することで台無しになってしまった経験って、

誰もがあるんじゃないでしょうか。

それほど長い間冷凍保存していたわけじゃないのに、

解凍して使ってみると、何だか変な匂いがする・・・

無理な解凍をしたわけじゃないのにパサパサになっちゃった・・・

結構高くて良いお肉だったはずなのに、全然美味しくない・・・

これらは全て、ちょっとした一手間を加えることで防ぐことができるのです。

まずは、お肉を美味しいまま冷凍保存する3つのポイントをご紹介しましょう。

【ポイント1】スーパーのラップと家庭用のラップの違いを理解しよう

実は、スーパーなどで使用されている業務用のラップと家庭用のラップは、

素材自体が異なるまったくの別物で、当然、その本来的な用途も違うのです。

業務用のラップを使ったことのある方であればご存知かと思いますが、

その伸縮力は家庭用ラップの比ではないんですよね。

ちょっと力を入れるだけでグィン!と伸びて、器や食材に密着し、

なおかつ簡単には剥がれることはありません。

それによって肉や魚などの食材やお惣菜から出る水分を漏らすことがありません。

またその抜群な伸縮性によって、物理的な衝撃にも強く、

そう簡単に破れるようなこともありません。

しかし、その反面、業務用のラップには大きな弱点が存在します。

それは・・・

酸素や臭いを通しやすい素材なのです!

つまり、食材の保存には全く適さないのです。

従って、スーパーでお肉やお魚などを購入した場合には、

すぐに食べてしまう場合はそのまま冷蔵庫へ入れても大丈夫ですが、

少しでも保存時間が長くなりそうな時には、

すぐに家庭用ラップで包装し直すべきだと言えますね。

このポイントが理解できれば、スーパーで購入したパック入りのお肉を、

パックのまま冷凍保存することが、どれほどイケないことかわかるのではないでしょうか。

【ポイント2】できるだけ空気に触れないように密封しよう

お肉は空気に触れると酸化が進み、いわゆる“冷凍焼け”を起こしてしまいます。

同時に、雑菌が繁殖しやすい状況になるため、鮮度が落ちる原因になります。

従って、お肉を冷凍保存する場合には、できるだけ空気が入らないように

ラップで厳重に包んだ上で、ジップロックなどの保存袋に入れ、

さらに保存袋の中の空気もできるだけ抜いた上で密封しましょう。

また、購入したパックの中で、お肉から水分(ドリップ)が出ている場合には、

ラップで包む前に、クッキングペーパーなどで拭き取っておきましょう。

このドリップは、お肉の旨みそのものですので、

このちょっとした手間をかけることで、さらなるドリップの流出が防げ、

お肉の旨みの流出を防ぐことができます。

【ポイント3】解凍する時のことを考えて冷凍しよう

お肉は一度解凍すると、旨みや鮮度が落ちてしまうことは言うまでもありません。

従って、解凍したお肉は必ずその都度、食べ切るようにしなければなりません。

逆に言えば、お肉は一度に食べ切れる量、一回のお料理に使う分量ずつ、

小分けににして冷凍する必要があると言うことです。

もちろん、そうすることで解凍時間も短くて済むというメリットもありますしね。

また、小分けにする時も、解凍のことを考えてラップに包むべきだと言えます。

例えば、豚バラの薄切り肉などの場合は、できるだけ重ならないように、

1枚、1枚並べるようにしてラップした方が、解凍時間が格段に短くなりますし、

解凍ムラを防止することができます。

小間切れ肉の場合には、1回分ずつドサっとまとめて冷凍するのではなく、

できるだけ平面状に並べて冷凍しておくと、解凍が楽になりますし、

厚みのあるささみ肉などは、観音開きにして冷凍した方が良い場合もありますね。

冷凍庫で保存したお肉の冷凍期限は?

お肉の冷凍期限ってご存知ですか?

この辺りのことは、結構アバウトな人が多いのではないかと思います。

実際には、冷蔵庫の性能や冷凍庫の開け閉めの頻度などにより、

かなりの違いがあると言われていますが、

一般的な冷凍期限は、約2、3週間、長くても1ヶ月程度だと言われています。

但し、もちろんこの目安は、お肉の種類や形状によっても変わってきます。

お肉の水分量が多いほど傷みも早く、お肉に含まれるの水分量の多さは、

鶏肉、豚肉、牛肉の順なので、鶏肉が一番足が早いとされています。

また、お肉の形状による違いは、精肉の過程をイメージすればわかりますね。

たとえば、精肉の過程で空気に触れる機会が多いミンチ肉の場合は、

当然、傷みも早いので、1~2週間で消費してしまった方が良いでしょう。

逆に、あまり手を加えることのないかたまり肉の場合には、

冷凍期限もグンと伸び、4週間経っても美味しくいただくことができます。

冷凍保存したお肉を美味しく解凍するコツ

冷凍保存したお肉を解凍する方法にも色々あります。

思いつくままに挙げてみると・・・

  • ただ冷凍庫から出しただけの自然解凍
  • 急いでいる時には、水道水を使った流水解凍
  • もっと急いでる時は、電子レンジの解凍モードを使う・・・

本当に美味しく、冷凍保存したお肉を解凍するためには、

実は、このどれもが間違いなんですよね。

では、冷凍保存したお肉を美味しく解凍するコツとは何なのでしょう?

前述したお肉の旨みの正体である“ドリップ”を、

いかに出すことなく解凍するかがポイントとなります。

ちなみに、上の3つの方法で解凍した場合には、

いずれの場合も、多くのドリップの流出が避けられません。

じゃあ、できるだけドリップを出さないように解凍するにはどうすれば良いのか?

答えは簡単で、ただ冷凍庫から冷蔵庫に移すだけなんですよね。

常温ではなく、低温で自然解凍をするわけです。

但し、解凍するのにかなりの時間を要してしまうというデメリットがありますが、

できる限りゆっくりと解凍することがドリップ流出を避ける唯一の方法ですので、

こればかりは仕方のないことと言えますね。

もっとも、夕食に使うお肉を朝のうちに冷蔵庫へ移動しておくだけですから、

計画的にメニューを決めている方であれば、そう難しいことではないと思います。

是非、以上のポイントを参考にしてみてください。

sponsored link

これを読んだ方はこちらも読んでいます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする